不健全さを見て学んだ、自分の線引き

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午前の訪問同行で感じた戸惑い

復職して2日目の今日は、現場の訪問に同行しました。
診療そのものよりも驚いたのは、書類の扱いがあまりにもずさんだったことです。

本来は同意書や契約書をきちんと交わす必要があるのに、それが口頭で済まされていたり、ケアマネジャーさんに情報提供書が渡されていなかったり…。
「これで本当に大丈夫なのかな」と思いながらも、自分が全部を抱えてもしんどくなると直感しました。

だからこそ、私は「自分が担当するルートだけは適正にやる」と決めて、その場で相手にも伝えました。小さなことかもしれませんが、自分なりの線引きをできた瞬間でした。

強い圧力にどう向き合うか

午後は、周囲に強く圧をかけてしまうタイプの人と行動を共にしました。
こちらが提案しても「残業が増えるから無理」「新患対応で精一杯」など、言い訳ばかりで、結局やる気がないことがはっきり見えました。

正直イライラもしましたが、「相手は変えられない。自分がどう行動するかだけ」と考え直すことができました。
振り回されずに、自分がやるべきことを淡々と続ける。そう意識できたのは、今日の大きな学びです。

サステナブルでない働き方を見て

目の前で繰り広げられているのは、気合いや根性で押し切るようなスタイル。
「自分が正しい」「自分がすごい」という姿勢も目立ちました。

でも、それって短期的には結果が出ても、長くは続かないんですよね。周囲の人が疲れてしまうし、自分自身もどこかで限界がくる。
今日の経験を通して、私は「仕組みで回すこと」「持続可能なやり方で取り組むこと」が大切なんだと改めて実感しました。

家に帰ってホッとしたこと

帰宅後、妻に「愚痴だけ聞いてほしい」と前置きをして、今日あったことを少し話しました。返事はありませんでしたが、事実を口に出せただけで気持ちは少し軽くなりました。共感も示してくれたので、私にとっては「外に出すこと」が心を守る方法なんだなと、あらためて感じました。

今日の学び

  • 相手の不健全さに巻き込まれず、自分の線引きをする
  • 「自分のルートだけは適正にやる」と決めて実行する
  • 愚痴を出せる場所を持つことで、自分を守れる
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この記事を書いた人

訪問歯科に20年携わり、心理学やキャリア支援を学んできたキャリアコンサルタント。日常の気づきをアウトプットしながら「不安から安心へ」「思考から行動へ」をテーマに発信しています。

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