発達スクリーニング検査の結果から学んだ、自分の特性理解と復職への一歩

発達障害スクリーニング検査の結果を聞いてきました

先日、休職中に発達障害スクリーニング検査を受けてきました。
その経緯については以前の記事にまとめていますので、よければそちらもご覧ください。

👉 【体験談】発達スクリーニング検査から学んだ自分の特性

そして今日は、その検査結果を聞きに病院へ行ってきました。


目次

2時間待ちのあと、診察はわずか1分

朝から予約を入れて向かったものの、診察室に呼ばれるまで約2時間待ち
ようやく順番が来たと思ったら、医師の口から出たのはとてもあっさりした一言でした。

「ASDの傾向は低いですね。診断名がつくほどではありません」

診察自体はわずか1分で終了
思わず「なんだそりゃ」と感じましたが、「大きな問題はなかった」という意味ではホッとしました。


拍子抜けと安心感、その両方を感じた

これまで私は「もしかするとASD傾向があるのでは」と思い込んでいました。
妻からの指摘や、自分で感じていた特性の強さもあり、半ば納得していた部分もあったからです。

だからこそ結果を聞いたとき、拍子抜けと安心感が同時に押し寄せたのが正直なところです。


診断名より大切なのは「特性の理解」

診断名がつくかどうか以上に、私にとって大切なのは「自分の特性を理解し、どう扱うか」でした。

  • 考えすぎてしまう
  • 人に振り回されやすい
  • 不安に意識を持っていかれやすい

こうした傾向は診断の有無に関係なく存在します。
だからこそ、これらを特性として受け止め、日常の中でコントロールしていくことが重要だと気づきました。

例えば…

  • 感情が揺れて思考が暴走しそうになったら「今反応している」とラベリングして一呼吸置く。
  • 摩擦を恐れて溜め込むのではなく、こうして文章にして外に出す。

こうした小さな実践こそが、生きやすさにつながるのだと思います。


息子とのキャッチボールで感じた安心

病院の帰りには、息子と公園でキャッチボールをしました。
友達も一緒にボールを投げ合い、笑い合う姿を見て、父として本当に嬉しくなりました。

その後のピッチング練習も復調していて、週末の大会に向けて期待が高まります。
こうした家族との時間が、私にとって「これでいいんだ」と思える大きな支えになっています。


仕事復帰を前にして感じたこと

夕方には同僚との打ち合わせもありました。
「頑張りましょう!」という言葉を繰り返し聞き、正直少し疲れる部分もありましたが、
私は私のやり方で「聴ける人柄」を活かして働けばいいと改めて確認できました。

復職を控えて不安もありますが、今の合言葉は 動けば整う
無理をせず、マイペースで淡々と進めていこうと思います。


まとめ

今回の発達障害スクリーニング検査の結果は「診断名はつかない」というものでした。
しかし私にとって大切なのは、診断に頼ることではなく、自分の特性を理解して整えていくことです。

これからも「反応に気づき、手放す」習慣を持ちながら、仕事も家庭も一歩ずつ前に進めていきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

訪問歯科に20年携わり、心理学やキャリア支援を学んできたキャリアコンサルタント。日常の気づきをアウトプットしながら「不安から安心へ」「思考から行動へ」をテーマに発信しています。

コメント

コメントする

目次