思考より行動、その先にある安心

考えすぎてしまって、不安に押しつぶされそうになることはありませんか?
僕自身も、頭の中で思考ばかりが先に走り、なかなか行動に移せないことが多くあります。
そんなとき、息子の野球の試合での一打から、「思考より行動、その先にある安心」 を実感しました。
今日はその体験を通して気づいたことをシェアしたいと思います。

目次

息子のツーベースに胸が熱くなった瞬間

昨日の試合で一番心に残ったのは、息子が放った左中間へのツーベースヒットでした。
バットに当たった瞬間の快音と、外野の頭を越えていく白球。
二塁へ滑り込む息子の姿に、私は胸が熱くなり、まるで自分も打席に立っているような気持ちでした。

父としての葛藤と「一息、凪」

細かくアドバイスしたくなる気持ち

第一打席はレフトフライでしたが、相手が落球したことで運よくタイムリーヒットになりました。

二打席目に入る息子を見ながら、僕の頭の中にはこれまでの練習の日々がよみがえります。
毎日のように一緒にトスバッティングをしたこと。打撃のコツをSNSで調べて伝えてきたこと。
「ちゃんとわかっているかな?」「うまく打てるかな?」
——そんな思いが胸に渦巻き、細かくアドバイスを言いたくなる自分がいました。

信じることを選び、シンプルな声かけへ

でも同時に、それは息子を信じきれていない証拠かもしれない。
父としての葛藤が強く揺れました。

そのとき、打席に立った息子が「いくぞー!」と大きな声を出しました。
一息つき、“凪”を思い出した僕は、心のざわめきを静め、シンプルに「思い切って狙っていけー!」とだけ声を掛けました。

行動から気づいた“安心”の力

息子から分けてもらった安堵感と嬉しさ

朝、学校に行く前に毎日素振りをしたり、筋トレやストレッチを続けてきた息子。
打ちたい気持ちが一番強かったのは、やはり本人だったんだと改めて感じました。

だからこそ、あのツーベースを見たときに込み上げてきた安堵感や嬉しさは、息子から分けてもらった感情なのかもしれません。

勝敗よりも大切なのは信じてあげること

勝敗よりも大事なのは、信じてあげること。
それが一番の応援であり、息子にも伝わるんだと気づきました。

そして、あのときシンプルに声をかける行動を選んだからこそ、息子も迷わず自信をもって打席に立てたのだと思います。

不安や思考にとらわれてしまうあなたへ

誰にでもある「考えすぎてしまう瞬間」

頭で考えすぎてしまって、不安になることは、誰にでもあると思います。
「自分が伝えなかったせいで、うまく進まないかもしれない」
——そんなふうに思ってしまうときは、実は相手に強く期待してしまっているのかもしれません。

小さな行動がもたらす安心

僕自身も同じように悩んできました。
でも、あの日ベンチで「一息、凪」を意識し、シンプルに声をかけるという行動を選んだことで、安心が返ってくる体験を得られました。

行動は小さくても、その先には不安ではなく“安心”が待っている。
今はそう思えます。

未来の自分に伝えたいこと

この経験を、未来の自分も忘れないでほしい。
考えすぎて不安になることがあっても、一息ついて“凪”に戻り、小さな行動を選んでいこう。
その先にきっと、安心があるから。

思考より行動、その先にある安心。

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この記事を書いた人

訪問歯科に20年携わり、心理学やキャリア支援を学んできたキャリアコンサルタント。日常の気づきをアウトプットしながら「不安から安心へ」「思考から行動へ」をテーマに発信しています。

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