考えすぎて動けないときに試した“小さな一歩”

復職を前に、エニアグラムの本を買いに行こうと決めました。
ネットや電子書籍でも手に入れることはできますが、今回の目的は「自分で決めた行動をやり切ること」。

行ってみると目的地の書店には在庫がなく、途中で在庫検索をして別の書店に向かいました。
在庫があるお店は少なく、見つけたときは「ラッキー!」と素直に思えました✌️

道中では思考が走り始めることもありましたが、「今は視野が狭くなっているな」と気づき、ラベリングして戻すことができました。
小さな行動をやり切ることと、その過程で自分に戻る練習ができたことが、今日の大きな収穫です。

目次

在庫がなかったときの気づき

本を探して出発したものの、最初に目指した書店には在庫がありませんでした。
「やっぱりマニアックだからないのか…」「ネットで買えばいいかな」と諦めそうになりました。

でも「今日は行動に焦点を当てる」と決めていたので、別の書店を検索。すると「在庫あり」の文字を発見。
車で30分ほどかかる場所でしたが、思考より行動を選んだことで、自分の目的を果たす方向に進むことができました。

👉 在庫がなかった→諦めるではなく、在庫がなかった→別の書店へ切り替える
この「選択肢を減らす工夫」と「軌道修正」が、不安に飲まれやすい自分には大きなヒントになりました。

道中での心の動き

書店では興味を引く本がたくさん並び、思考が先走りそうになりました。
でも「今日は買うと決めた1冊だけ」と決めていたことで、余計な迷いを減らせました。

さらに帰路ではLINEで仕事関連の通知を見てしまい、また不安思考が走り出しました。
頼まれてもいないのに「自分だったらこうする」と考え始め、いつものループに入りそうに…。

しかし今回は「また始まったな」と気づけました。
一息、嵐の中の凪」と唱え、深呼吸し、今の思考をラベリング。
「外は雨、車内は快適。今は運転している自分に集中していればいい」と意識を“今ここ”に戻すと、不安は自然に消えていきました。

👉 ぐるぐるに気づいたらラベリング → 今ここに戻す

家族との時間からの学び

自宅に戻ると妻が昼食のために帰宅しており、一緒に小学校の自由研究展示を見に行きました。
魚の標本、バッティングフォーム比較、自作キャラクターなど、子どもたちの作品は多彩で面白いものばかり。

しかし見学中もまた仕事のことが頭に浮かびました。
そこで「目の前の作品に集中!」とラベリングし、意識を戻すと、妻と「こんなにすごいね」と共有できました。
さらに「毎年、娘の頃から欠かさず見に来ていた」という妻の習慣も初めて知ることができました。

息子にも「展示を見に行ったよ」と伝えたら、返事はあっさり「わかった〜」だけ。
それでも「思考を外に出す小さな会話」ができたことで、自分にとっては健全な練習になりました。

👉 小さな対話も、知識や思考を外に出すことにつながる

今日の行動で得た安心

今日の収穫は「本を手に入れた」こと以上に、「自分で決めて動ききれた」こと。
在庫を探して別の書店へ行き、見つけたときの「ラッキー✌️」という感覚。
不安思考に入ってもラベリングして“今ここ”に戻せた体験。

エニアグラム5番の特性として、知識や情報を抱え込みすぎると不健全に陥ります。
だからこそ 知識(思考)を外に出す「行動をやり切る を意識すれば、健全に戻れるのだと実感しました。

まとめ

不安は自分で作り出してしまうもの。
でも行動して軌道修正することで、不安を安心に変えることができます。

今日の「小さな一歩」は、復職に向けての自信にもつながりました。
これからも特性と付き合いながら、リソースフルな状態を少しずつ増やしていきたいです。

👉 あなたは不安に振り回されそうなとき、どんな小さな一歩を選びますか?

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この記事を書いた人

訪問歯科に20年携わり、心理学やキャリア支援を学んできたキャリアコンサルタント。日常の気づきをアウトプットしながら「不安から安心へ」「思考から行動へ」をテーマに発信しています。

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